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オープンフォーラム

ご案内

 

 本講演会では、市民向けを含む一般公開企画としてオープン フォーラム(以下OF)を計画しております。

  • 日本ロボット学会の会員資格を問わず、無料で聴講頂け ます。
  • 講演者、聴講者ともに参加登録費は不要です。
    ただし、OF以外のセッションの講演、聴講には参加登 録が必要です。

  • 概要集・DVD のオープンフォーラムの曜日記載に誤りがありました。 「9月5日(金)」という記載は誤りで、 正しくは「9月5日()」 です。お詫びして訂正いたします。

OF一覧

 
※各 OFの詳細はイベント名をクリックしてご確認くだ さい。
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日時 部屋 オーガナイザ イベント名
9月 3日 13:30〜
 16:00
2号館 6階
2601教室
沢崎直之(富士通研究所),山本健次郎(日立製作所) 我が企業のRobotセッション ~学生へ向けての会社情報~
9月 3日 13:00〜16:30 1号館 2階
1204教室
上出寛子(東北大学),新井健生(阪大),福田敏男(名城大) ロボットの社会的価値を考える
9月 3日 13:00〜17:00 1号館 2階
1205教室
川村貞夫(立命館大学) 公開シンポジウム「ロボット革命実現に向けて」
9月 3日 13:00〜17:30 2号館 6階
2605教室
井上康之(安川電機) 学生と企業のための交流サロン
9月 4日 10:00〜12:30 1号館 2階
1205教室
淺間一(東京大学) 2014年度COCN 災害対応ロボットの社会実装プロジェクト:最終報告
9月 4日 12:00〜14:30 1号館 2階
1204教室
橋本浩一(東北大学),王碩玉(高知工科大学) 読んでおもしろい学会誌・論文誌 ~学会誌読者からの提案と通る論文の書き方~
9月 4日 12:30〜14:30 1号館 1階
100周年
ホール(中)
齋藤功(東京オープンソースロボティクス協会) 産業用双腕ロボット Baxter を用いた ROS ワークショップ
9月 5日 10:00〜12:00 1号館 2階
1204教室
澤俊裕(安川電機,産学連携委員会委員長) パネル討論「ロボット事業における中小企業産学連携の在り方」
9月 5日 10:00〜12:00 1号館 2階
1205教室
大道武生(名城大) 廃炉に向けた日本原子力学会との連携と課題
9月 5日 10:00〜12:30 1号館 1階
100周年
ホール(奥)
北原達正(子どもの理科離れをなくす会) ロボット研究室 火星探査ロボットを作ろう!
詳細[外部サーバー]
13:30〜16:00
9月 5日 13:00〜17:00 1号館 2階
1204教室
成田雅彦(産業技術大学院大学),鈴木昭二(はこだて未来大学) RSNPを利用したロボットサービスコンテスト2015 〜応募作品発表と審査、審査結果発表
9月 5日 13:30〜17:00 1号館 1階
100周年
ホール(中)
川村貞夫(立命館大学) 公開シンポジウム「ロボット技術者育成の課題と解決法を探る」
9月 5日 14:00〜17:00 1号館 2階
1205教室
槙田諭(佐世保高専)他 6名 このロボットがすごい 2015
9月 5日 15:00〜17:00 1号館 2階
1206教室
吉澤剛(大阪大学),新妻実保子(中央大学) 人はロボットを背負えるか?ありたい社会とあるべき政策
全日 9:30〜
 終日
1号館 1階
受付
RSJ2015実行委員会 RSJ2015オープンフォーラム見学ガイド

OF概要

 

我が企業のRobotセッション~学生へ向けての会社情報~

  1. オーガナイザ
    沢崎直之(富士通研究所),山本健次郎(日立製作所)
  2. 日時(部屋)
    9月3日13:30〜16:00(2号館6階2601教室)
  3. 概要
     本フォーラムでは、各企業におけるロボット関連技術の研究開発動向や事業展開について、市民や学生向けに幅広く紹介致します。特に、ロボット関連の仕事に興味のある学生にとっては、多くの企業での取り組みを短時間で知ることができる貴重な機会となっております。逆に企業側にとっては、連携開催する「学生と企業のための交流サロン」において、本セッションでの発表に興味を持った学生と個別にじっくりと交流を深めることができる貴重な機会となります。
  4. プログラム
    第一部
    13:30-13:45  曽根原光治,村上弘記
     (株式会社IHI)
    13:45-14:00  丸山章
     (株式会社不二越)
    14:00-14:15  奥田晴久
     (三菱電機株式会社)
    14:15-14:30  田中淳也
     (株式会社東芝)
    第二部
    14:45-15:00  浅田寿士,深野亮
     (小松製作所)
    15:00-15:15  柳原好孝
     (東急建設株式会社)
    15:15-15:30  村瀬有一
     (株式会社富士通研究所)
    15:30-15:45  羽根田智子
     (株式会社アフレル)

ロボットの社会的価値を考える

  1. オーガナイザ
    上出寛子(東北大学),新井健生(阪大),福田敏男(名城大)
  2. 日時(部屋)
    9月3日13:00〜16:30(1号館2階1204教室)
  3. 概要
     ロボット技術の開発が急速に進む中、日本社会におけるロボットの価値そのものに焦点を当て、ロボットと人間との関わりについて改めて議論することが重要になってきたと思います。ロボットは、アニメなどの世間一般的な文化としてだけではなく、物と人との関わりを考える哲学的な思想としても、わたしたちの生活に大きな意味をもつものです。
     本セッションでは、ロボットのもつ社会的価値や、あるいは、ロボットを人間はどのように扱うべきなのかなどについて議論することを目的とします。特に、東京工業大学の名誉教授でいらっしゃる森政弘先生から、物と人間との関わりについて、仏教的な視点から特別講演をしていただけることとなりました。  ロボットの工学的側面だけではなく、社会におけるロボットのあり方について、工学、心理、社会学といった学際的な議論を行いたいと思っています。様々な領域の先生方や一般の方々のご参加をお待ちしております。

     本セッションでの学術的な発表は、OS「ロボットの社会的価値を考える」への投稿をお願い致します。

公開シンポジウム「ロボット革命実現に向けて」

主催:日本学術会議機械工学委員会ロボット学分科会
共催:一般社団法人日本ロボット学会,一般社団法人日本ロボット工業会
  1. オーガナイザ
    川村貞夫(立命館大学)
  2. 日時(部屋)
    9月3日13:00〜17:00(1号館2階1205教室)
  3. 概要
     ロボット革命実現会議からロボット新戦略が提案された。この中では少子高齢化での人手不足解消やサービス部門での生産性の向上などにロボットを活用し、日本の成長産業とする指針が示された。本シンポジウムでは、日本におけるロボット革命の今後の課題を明確にし、確実にロボット革命を実現するための方策を広く議論することを目的とする。
  4. プログラム
    司会:澤俊裕(日本ロボット学会副会長,(株)安川電機顧問)
    13:00  開催趣旨
     髙西淳夫(日本ロボット学会会長,早稲田大学教授)
    13:10  ロボット革命の実現に向けて
     安田篤(経済産業省製造産業局産業機械課ロボット政策室長)
    13:40  ロボットビジネス実現に向けて
     石黒周(㈱グランドデザインワークス代表取締役/千葉工業大学未来ロボット技術研究センター副所長)
    14:10  日本の産業用ロボットの今後の世界戦略
     小平紀生(三菱電機株式会社FAシステム事業本部機器事業部 主席技監)
    14:40  ロボット革命に学術界の役割
     川村貞夫(日本学術会議連携会員,立命館大学理工学部教授)
    15:10  (休憩)
    15:25  SIerの立場からのロボット実用化に向けて 
     久保田和雄(三明機工株式会社代表取締役社長)
    15:55  総合討論
     司会:金子真(日本学術会議連携会員,大阪大学工学部教授)
    17:00  閉会

学生と企業のための交流サロン

  1. オーガナイザ
    井上康之(安川電機)
  2. 日時(部屋)
    9月3日13:00〜17:30(2号館6階2605教室)
  3. 概要
     本フォーラムでは、学生の方々と企業の方々が、サロン形式でフランクに情報交流を行う場を提供いたします。学生の皆さんにとって、ロボット関連企業の方々と直接話す機会はなかなか無いと思います。本フォーラムは、興味のある企業の方々から直接話を聞ける、絶好のチャンスです! また、企業の方々にとりましても、興味を持って頂いた学生の皆さんと、くつろいだ雰囲気の中で交流を図る貴重な場となるはずです。
     昨年参加して頂いた学生側からは「普段聞けない話が聞けてよかった」、企業側からは「学生さんの生の声が聞けてよかった」という声を頂いております。連携開催する「我が企業のRobotセッション ~学生へ向けての会社情報~」にも参加して頂き、本フォーラムで、学生と企業の方々が、さらに交流を深めて頂ければと思います。

2014年度COCN 災害対応ロボットの社会実装プロジェクト:最終報告

  1. オーガナイザ
    淺間一(東京大学)
  2. 日時(部屋)
    9月4日10:00〜12:30(1号館2階1205教室)
  3. 概要
     2011年から継続している災害対応ロボットに関する産業競争力懇談会(COCN)プロジェクトは、2014年度の「災害対応ロボットの社会実装」にて終了した。ここでは、その最終成果として、災害対応ロボットの持続的運用、無人航空機・ロボット防爆に向けた制度・標準化及び災害対応ロボット用無線通信に関する提言について紹介し、さらに、福島イノベーション・コースト構想を核とする災害対応ロボットの社会実装と産業競争力強化のための提言について紹介する。
  4. プログラム
    司会:布谷貞夫(コマツ)
    1)災害対応ロボットの社会実装に向けたプロジェクトの取り組み
    10:00~10:25  プロジェクトリーダー(全体概要)
     淺間一(東京大学)
    10:25~10:40  WG2(持続的運用検討)
     油田信一(芝浦工業大学)
    10:40~10:55  WG1(制度、標準化検討)
     大隅久(中央大学)
    10:55~11:10  WG3(無線通信検討)
     羽田靖史(工学院大学)
    11:10~11:25  サブリーダー(災害対応ロボット研究・実証拠点整備の検討)
     秋本修(日立製作所)
    11:25~11:35  <休 息> (質疑応答席準備)
    2)パネルディスカッション
    11:35~12:30  全員

読んでおもしろい学会誌・論文誌 ~学会誌読者からの提案と通る論文の書き方~

  1. オーガナイザ
    橋本浩一(東北大学),王碩玉(高知工科大学)
  2. 日時(部屋)
    9月4日12:00〜14:30(1号館2階1204教室)
  3. 概要
     和文論文の査読は、従来の要素分野に、昨年4月より、新たに教育・社会、システム構築、実証実験との三分野を加えて、各自の分野で独自に行われている。四分野の査読委員長は、各分野の現状を披露し、どんな論文だと通るかについて議論を行う。また、会誌は学会の看板であるため、面白く且つためになるには、企業の技術者や若手研究者にフロアに来ていただいて、こんな記事がほしいなというご意見をいただく。
     和文論文誌への投稿を考えている方々、学会誌読者に、ぜひご参加してください。
     なお、先着100名様に豪華な弁当を無料で配布致します。

産業用双腕ロボット Baxter を用いた ROS ワークショップ

  1. オーガナイザ
    齋藤功(東京オープンソースロボティクス協会)
  2. 日時(部屋)
    9月4日12:30〜14:30(1号館1階100周年ホール(中))
  3. 概要
     双腕ロボット Baxter Research Robot を実際に使用し、 オープンソースのロボット用ソフトウェアROSを用いて、 環境認識や動作計画などの高度な機能がわずか 十数行の短いプログラミングで実現できることを体感して頂きます。 ROSは、豊富な高機能ライブラリや整備されたプログラミングインタフェース、 巨大なユーザコミュニティなど、 ロボットシステム構築を加速できる仕組みを備えています。 また、Baxter Research Robotは、 2012年に安価・安全が売りの協調作業ロボットとして発表されたロボットであり、 ICRA 2015 中に開催されたアマゾン社の競技会 (Amazon Picking Challenge) でも大きく取り上げられました。このロボットは、 ROS の機能性をフルに活用した実装となっているため、 その可能性を体験するのに適しています。 本オープンフォーラムに参加頂くにあたり、 プログラミングの経験は不要です。ワークショップでは、以下を予定しています。
    1. Baxter ロボットの紹介
    2. ソフトウェア基盤 (ROS) 概要
    3. ROS で行う Baxter の基本操作
    4. ROS で行う Baxter の上級操作 (動作生成,障害回避,物体認識)
    5. プログラム演習
    6. ユーザによる小プレゼンテーション
    その他の参加メリット:通常 Baxter Research Robotを購入しないと入手できないシミュレータソフトウェアの入手権を配布しますので、本セッション後も引き続きロボットの機能や ROS の検証をして頂くことができます。

パネル討論「ロボット事業における中小企業産学連携の在り方」

主催:一般社団法人日本ロボット学会産学連携委員会
  1. オーガナイザ
    澤俊裕(安川電機)
  2. 日時(部屋)
    9月5日10:00〜12:00(1号館2階1204教室)
  3. 概要
     学会活動において産学連携は普遍的な課題であるが、ロボット分野では、産業ロボットを除く分野は未だ事業化途上のこともあり、産のニーズと学のシーズがうまく噛み合っていないケースが多い。特に産業界を支える数多くの中小企業と学の間の乖離は大きく、この壁を取り除くことは、国内産業の活性化、役に立つ学の活性化に大きな効果を持つと考えられる。本企画では、パネル討論により、中小企業側からみた産学連携の在り方の要望、それに対する学側の受け皿の在り方、また産学連携を上手く回すためのビジネスモデル等、明日から役に立つ産学連携の在り方について議論をする。
  4. プログラム
  5. 司会:澤俊裕(安川電機,産学連携委員会委員長)
    10:00  開催趣旨
     澤俊裕(安川電機,産学連携委員会委員長)
    <中小企業産学連携に対する取り組みの紹介>
    10:05  愛知県におけるロボット産業拠点の形成を目指 す取組
     加納廣和(愛知県産業労働部技監)
    10:15  広島県における産業用ロボット活用高度化への取組みと開発事例
     大賀誠(広島県立総合技術研究所西部工業技術センター生産技術アカデミー産業用ロボットプロジェクトチーム室長)
    10:25  福岡県の産学官連携によるロボット産業振興の取組みと今後の課題
     牛島英典(福岡県商工部新産業振興課課長)
    10:35  大阪イノベーションハブを中心としたロボット事業創生の動向と産学連携
     瀬川寿幸(公益財団法人大阪市都市型産業振興センターイノベーション推進部部長)
    10:45  コミュニティつくりから始めるロボット実用化のための産学連携
     佐藤知正(東京大学名誉教授,フューチャセンター推進機構・ロボット化コンソ-シアム)
    10:55  東洋大学における地域主導型産学連携活動の現状と課題
     松元明弘(東洋大学教授,東洋大学工業技術研究所所長)
    11:05  (休憩)
    11:05  パネル討論
    12:00  閉会

廃炉に向けた日本原子力学会との連携と課題

  1. オーガナイザ
    大道武生(名城大)
  2. 日時(部屋)
    9月5日10:00〜12:00(1号館2階1205教室)
  3. 概要
     福島第一原子力発電所の廃炉には、様々な遠隔操作ロボットの活用が不可欠であると同時に、40年という長い年月と多大な費用がかかるといわれている。また、作業には、多くの技術分野技術を総合システムとして統合する必要がある。したがって、ロボット学会には、学問機関としてロボット技術の研究開発と社会貢献が求められている。本フォーラムでは日本原子力学会を主体に廃炉の現状とこれからについて講演をいただき、パネルディスカッションを行うことで議論を深める。
  4. プログラム
  5. 司会:大道武生(名城大学)
    10:00  挨拶
     高西淳夫(日本ロボット学会会長)
     上塚寛(日本原子力学会会長)
    10:10  廃炉ロボットに関する調査研究活動組織
     大道武生(名城大学)
    10:15  戦略プランと遠隔技術への期待
     影山淳(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
    10:30  遠隔操作機器・装置の屋内実証試験に係る研究基盤の創生
     河村弘(日本原子力研究開発機構福島研究基盤創生センター)
    10:45  福島第一原子力発電所の廃炉に向けた研究開発
     神徳徹雄(国際廃炉研究開発機構)
    11:00  福島第一廃炉に今後必要な技術と人材育成
     鈴木俊一(東京大学)
    11:15  パネル討論
    12:00  閉会

ロボット研究室 火星探査ロボットを作ろう!

  1. オーガナイザ
    北原達正(子どもの理科離れをなくす会)
  2. 日時(部屋)
    9月5日10:00〜12:30(1号館1階100周年ホール(奥)),
    9月5日13:30〜16:00(1号館1階100周年ホール(奥))
  3. 概要
     コンピュータでプログラムする自律型ロボットを使い、自由な発想で本物の火星探査車と同じ機能を持つ宇宙開発ロボット作りに挑戦します。試行錯誤の大切さと論理的思考のおもしろさを体験できます。プログラムやパソコンの操作については、サポータがつきますので、全くの初心者でも大丈夫です。
    ○ 対象学年: 小学3年生~中学生。
    ○ 機材: 教室に必要なロボット教材とノートPCを貸し出しします(ロボット製作は二人一組で行います)。ロボットは持ち帰れません。
  4. 詳細
    ロボット研究室の詳細はこちら [外部サーバー]

RSNPを利用したロボットサービスコンテスト2015 〜応募作品発表と審査、審査結果発表

  1. オーガナイザ
    成田雅彦(産業技術大学院大学),鈴木昭二(はこだて未来大学)
  2. 日時(部屋)
    9月5日13:00〜17:00(1号館2階1204教室)
  3. 概要
     インターネットとロボットの融合は新しい分野であり、インターネットを用い たロボットサービスは新しいビジネスの形として関心が集まっています。そこで、 長年ロボット業界、ソフトウェア業界および大学等の学術研究機関で開発が進められてきた RSNP(Robot Service Network Protocol)を活用したコンテストを 2012 年より RSi(Robot Service Initiative)主催、日本ロボット学会共催で開催し、今回は第 3 回となります。本 OS では、応募作品発表と審査、審査結果発表を行います。
     RSNPは、様々なロボットが簡単、効率的にインターネット上のサービスへ接続 可能となるロボットサービス向けの通信プロトコル仕様で、「通信機能」「ロボット動作指示機能」「マルチメディア機能」「情報提供機能」などのインターネットを介したロボットサービスの基本機能を提供しています。本コンテストを通して、魅力あるロボットサービスの提供、知識/経験の集積、ロボット業界/ソフトウェア業界の相互発展、国際競争力の強化を目指していきたいと願っています。

公開シンポジウム「ロボット技術者育成の課題と解決法を探る」

主催:日本学術会議機械工学委員会ロボット学分科会
共催:一般社団法人日本ロボット学会,一般社団法人日本ロボット工業会
  1. オーガナイザ
    川村貞夫(立命館大学)
  2. 日時(部屋)
    9月5日13:30〜17:00(1号館1階100周年ホール(中))
  3. 概要
     日本の製造業、サービス業、医療・福祉、宇宙海洋開発、社会インフラ管理、福島廃炉作業などに、ロボットの大幅な利用が期待されている。そのためには、ロボットの新しい利用方法、ニーズに合致した新しいロボット開発などが必要となっている。このような目的を達成するためには、ロボティクス分野において、有能なロボット技術者を、一定数の規模で長期的視点にたって育成することが必須となる。一方、ロボティクスは学術的に新しく、日々成長している分野でもあり、その教育方法が確立したとは言い難い。本シンポジウムでは、ロボット技術者教育の課題を議論し、その解決法に迫ることを目的として開催する。
  4. プログラム
     
    司会:吉見卓(日本ロボット学会副会長,芝浦工業大学教授)
    13:30  開催趣旨
     川村貞夫(日本学術会議連携会員,立命館大学理工学部教授)
    13:40  ロボット技術者養成の課題と解決法
     佐藤知正(東京大学名誉教授)
    14:10  新規分野にロボットを導入できるRT人材の育成戦略
     琴坂信哉(埼玉大学大学院理工学研究科人間支援・生産科学部門准教授)
    14:40  優れたロボットSIerの人材育成
     髙丸正(髙丸工業株式会社代表取締役)
    15:10  (休憩)
    15:30  ロボット製品開発のための人材育成
     大西献(三菱重工業株式会社原子力事業本部主席技師)
    16:00  総合討論
     司会:川村貞夫(日本学術会議連携会員,立命館大学理工学部教授)
     コメンテーター 新井民夫 (日本学術会議第3部会員,芝浦工業大学教授)
    17:00  閉会

このロボットがすごい 2015

  1. オーガナイザ
    槙田諭(佐世保高専),藤澤隆介(八戸工大),新山龍馬(東京大学),田中基康(電通大),内山瑛美子(東京大学),藤川太郎(東京電機大学)
  2. 日時(部屋)
    9月5日14:00〜17:00(1号館2階1205教室)
  3. 概要
     「このロボ」は新進気鋭の研究者たちがロボットとロボット研究のおもしろさを社会に向けて熱く語るためのイベントです。
     毎日のようにニュースなどで見かけるロボットは、いまどこまで研究が進んでいるの?数年後、数十年後にはどんなロボットの未来があるの?それってロボットなの?その研究は何がおもしろいの?といったロボットに関する疑問に答えを出しながら、皆さんの持っているロボットのイメージをひっくり返したいと思っています。いまはこんなロボット研究がされているのか!と。
     日本ロボット学会はロボット研究者が多く所属し、ロボットを構成する要素技術、人間でいえば手足などの肉体、目や耳などの感覚、さらには脳の仕組みまでを創りだそうとしています。一方で、そこから派生した研究によって、自動車の自動運転やお掃除ロボットなどの賢い家電が誕生しています。ロボットは決して特別なものでなく、生活のすぐ身近にあるものなのです。

人はロボットを背負えるか?ありたい社会とあるべき政策

  1. オーガナイザ
    吉澤剛(大阪大学),新妻実保子(中央大学)
  2. 日時(部屋)
    9月5日15:00〜17:00(1号館2階1206教室)
  3. 概要
     国や民間企業では、生活支援や災害対応、医療・介護、農業、建設・インフラ、製造業での加工・生産現場など幅広い分野においてロボットの活用が期待されている。しかし、ロボットは将来どのような社会的影響を及ぼすだろうか、あるいは、そもそもどのような将来社会が望まし いのだろうか?当学会ではロボティクス空間知能化研究専門委員会や安心ロボティクス研究専門委員会等を中心に、人とロボットが共生できる仕組みについて学際的な検討を行っているが、リスクやイノベーションの可能性など、より多角的な観点からの対話や議論が必要であると考えられる。
     政府の「第4期科学技術基本計画」(2011-15年度)では、「倫理的・法的・社会的課題への対応」や「政策の企画立案及び推進への国民参画の促進」などの取組が掲げられている。これを受け、文部科学省では、東京五輪と関連づけた「夢ビジョン2020」の一環として、東京および大 阪でオープンセッションを開催し、多様な関係者や国民を交えて社会におけるロボットのあり方や具体的な施策を検討してきている。
     昨年、人工知能学会の表紙問題を契機として、多分野の研究者が参加する「人工知能が浸透する社会を考える」研究会が立ち上がったこともあり、当学会でも、ロボットに関する研究やイノベーション、政策を社会とともに創り進めるための議論を本格化させる時機が訪れている。そ こで本セッションでは、文部科学省・経済産業省の政策立案者や社会科学者を招き、分野やセクター、学会を横断しながら課題を俯瞰し、ロボットと社会のより良い関係性の構築に向けた社会的・政策的活動にかかる今後の連携・協働のあり方を模索したい。

RSJ2015オープンフォーラム見学ガイド

  1. オーガナイザ
    RSJ2015実行委員会
  2. 日時(部屋)
    全日9:30〜終日(1号館1階受付)
  3. 概要
     「オープンフォーラム」・「機器展示ブース」への参加・聴講に関するガイドを行います。  本学術講演会で催される「オープンフォーラム」は、市民向け一般公開企画として14のセッションで構成されています。また「機器展示ブース」では、大学や企業等で開発された最先端のロボット技術を見ることができます。
     ロボット研究の最前線を垣間見ることができるように、興味のあるセッション会場・ブースへのご案内、セッション内容の説明等を行いますので、「ロボットに興味がある!」、「研究者になりたい!」、「研究活動を見てみたい!」という方の参加を、お待ちしております。