日本語 / English
会期: 2009年9月15日(火),16日(水),17日(木)
会場:
横浜国立大学,
アクセス
(神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5)
オーガナイザー: 浅田 稔(阪大),乾 敏郎(京大),國吉 康夫(東大),石黒 浩(大阪大),細田 耕(大阪大)
人間の認知能力の発達過程の理解を通じたロボットの認知発達設計論を議論する.この設計論は,個別の認知機能の実現のみならず,人間の認知発達過程の新たな理解もめざす.この観点から,ロボティクスのみならず,脳科学,認知科学,心理学,社会学の研究者からの参加・発表も歓迎する.
(プロジェクトのサイト)http://www.jeap.org/
Email:
オーガナイザー: 西田佳史(産総研)
近年のセンシング技術や情報処理技術の発展によって,日常生活空間に埋め込まれたセンサからの大規模な日常生活データを取得したり,収集したデータを用いて日常生活の説明・再現モデルを構築するモデル構築のパラダイム(日常生活インフォマティクス)が可能になりつつあります.子どもや高齢者の住宅内の製品安全といった社会問題は,日常生活インフォマティクスの応用が期待されている典型例です.本展開セッションでは、日常生活における安全・安心な日常生活を実現するための日常生活センシング・モデリング技術やその社会実装技術に関して、現場や社会のニーズ/技術/データの共有のみならず、日常生活の科学技術分野のための学際的・業際的な人的ネットワーク作りのための場を提供したいと考えています。今年の本展開セッションでは、生活安全に関わる以下のような調査研究・技術開発研究を募集します。
1. 日常生活の危険や安全に関わる現場のニーズ調査研究・技術課題調査研究・事故調査研究
2. 日常生活インフォマティクスの研究(ユビキタスセンサ、モバイル機器、インターネットを利用した先進的日常生活センシング技術、日常生活・事故・傷害のデータベース技術、それらの検索・可視化技術)
3. 日常生活制御工学の研究(日常生活や事故の計算論的モデルの構築技術、生体衝突・傷害シミュレーションや日常生活シミュレーション技術、情報収集からサービスまでを一貫化するサービス統合技術、ユーザからのフィードバック系を備えた知識獲得・情報循環技術、リスクコミュニケーション技術)
Email:
オーガナイザー: 佐藤知正(東大)
生活、自動車交通、物流におけるセンシングとその蓄積情報からの新しいサービス構築について議論する.
Email:
オーガナイザー: 郷古 学(東工大)
動物は,様々な環境において適応的に行動することができるが,この適応的行動能力の発現メカニズムはほとんど明らかになっていない.移動知プロジェクトでは,このような適応的行動能力を,動くことで生じる身体,脳,環境の動的な相互作用によって発現されるもの(移動知)と捕らえ,生物学と工学を融合し,神経生理学の知見に基づいたモデル化,ロボティクスなどの技術を適用したモデル化を行い,人工システムを構成することで,移動知発現メカニズムの解明を図る.本展開セッションでは,このような移動知に関わる研究成果を募るとともに,生物,工学または境界領域の研究者による活発な議論の場とすることも目的とする.
Email:
オーガナイザー: 下山 勲(東大),中井亮仁(東大)
サイバーワールド技術である情報通信技術(IT: Information Technology)では,通信とコンピュータが実世界の情報を処理できるパワーを持ち,将来はさらに高速・高性能になる見込みです.リアルワールド技術であるロボット技術(RT: Robot Technology)では,実世界に働きかける機能と信頼性が実際に利用できるまで向上してきました.本展開セッションでは,ITとRT技術を融合したIRTイノベーション創出の取り組みを行っている東京大学IRT研究機構の研究開発成果を紹介します.
東京大学IRT研究機構のウェブサイト http://www.irt.i.u-tokyo.ac.jp/
Email:
オーガナイザー: 河村篤男(横浜国大),濱上知樹(横浜国大)
将来の高度安全安心社会における多種多様な人間支援の実現に向け、ロボティクス技術は生産・加工技術や情報・通信技術などを始めとした工学領域内での他技術との融合発展に加え、医療・福祉領域などとの横断的学術領域へと幅広く応用展開されることが強く望まれています。
本展開セッション「GCOE 情報通信による医工融合イノベーション創生」では、横浜国立大学がグローバルCOEプログラムや未来情報通信医療社会基盤センター重点プロジェクト、工学研究院学際プロジェクト研究などを通じて有機的に連携推進しているロボティクス技術の開発研究成果を広く紹介し、上記のような横断的学術領域におけるロボティクス技術の将来展望について活発な議論を行うことを目的としております。
Email:
オーガナイザー: 佐藤知正(東大),川村貞夫(立命館大)
このセッションは大学研究室の自慢のシーズ技術を中小や大企業向けに紹介するセッションです。
Email:
オーガナイザー: 藤本康孝(横浜国大)
ロボット技術の活用促進のため2006年に創設された経済産業省の表彰制度「今年のロボット」大賞2008において、優秀賞を受賞したロボットに関する講演を予定しています。
Email: