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OS・IS 概要(予定)


OS1: モーションコントロールとハプティクス

  1. オーガナイザ
    大石潔(長岡技術科学大学),内村 裕(芝浦工業大学),桂誠一郎(慶應義塾大学)
  2. 連絡先
    大石潔(長岡技術科学大 学)ohishi【at】vos.nagaokaut.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     電気学会が中心になって研究・開発を進めてきた外乱オブザーバと加速度制御をベースとするモーションコントロールの新展開に関する発表論文を広く公募して、本オーガナイズドセッションにおいて議論を行う。さらに、加速度制御を基本とする力触覚の制御とセンシング技術を発展させた重要な応用分野の一つである実世界ハプティクスに関する研究成果も合わせて公募し、本オーガナイズドセッションで議論を行う。

OS2: 人工筋アクチュエータ・センサーシステム

  1. オーガナイザ
    釜道紀浩(東京電機大),高嶋一登(九工大),菊地邦友(和歌山大),高木賢太郎(名古屋大)
  2. 連絡先
    高木賢太郎(名古屋大) takagi【at】nuem.nagoya-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     介護ロボットやホームロボットなど、人と直接接触、あるいは協調する必要のあるロボット技術において、小型軽量で、かつバックドライバビリティを持つアクチュエータや、フレキシブルで2次元的なセンサー技術が求められている。これらは生体筋を指向した技術であり、人工筋アクチュエータ/センサーシステムと呼ぶ。
     本セッションでは、その様な研究に関係した論文、例えば機能性高分子を用いたアクチュエータやセンサー、あるいは運動性バイオ材料を用いたロボットシステム、その他、関連したソフトアクチュエータ、ソフトセンサーについての研究発表を募集する。

OS3: ヒューマンサポートロボティクス

  1. オーガナイザ
    藤江正克(早稲田大学),王碩玉 (高知工科大学),安藤健(パナソニック)
  2. 連絡先
    安藤健(パナソニック) ando.takeshi【at】jp.panasonic.com
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     超高齢社会に突入した先進国では、高齢者・障害者・有病者のみならず、医師、看護師、セラピストなど医療福祉に関わるあらゆる人を支援するロボットテクノロジーが必要とされている。 本OSでは、診断、手術、リハビリ、看護、介護、日常生活に関わる人を支援するロボットテクノロジーに関する計測技術、制御技術などの基本技術の提案・開発、それらの技術を動物やヒトに対して使用したときの評価実験、さらにはそれらの技術の実用化に関する講演を広く募集します。

OS4: カーロボティクス

  1. オーガナイザ
    菅沼直樹(金沢大)
  2. 連絡先
    菅沼直樹(金沢大) suganuma【at】staff.kanazawa-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     近年、自動車が単なる乗り物としての役割からドライバの移動をサポートする乗り物として進化を遂げつつある。このような状況の中で、特に米欧を中心としてロボットと自動車の分野の融合が進み、一部では公道での自動運転が行われるなど活発な研究がなされている。本セッションでは、自動車における移動ロボット技術を活用した、センシング、パスプランニング、制御などの分野に関する研究や、ITSにおける各分野の最新の研究状況について議論を行う。

OS5: デジタルヒューマン

  1. オーガナイザ
    堀俊夫(産総研)
  2. 連絡先
    堀俊夫(産総研) t.hori【at】aist.go.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     デジタルヒューマン技術は人間の「機能」に注目してそれを計算機やロボット技術で再現することを目指した分野横断的技術であり、近年は人間を取り巻く社会環境まで含め、非常に幅広いスケールで人間を捉えて研究が進められている。同技術は多くのロボット研究者から注目されているにも関わらず既存のロボティクスの範疇に収まらないため、学術講演会では様々なセッションで個別に発表が行われている。そのため、分散しがちな同技術に関する発表を一堂に集める場としてOSを開催する。

OS6: RSNPを利用したロボッ トサービスコンテスト2015
〜応募作品発表と審査、審査結果発表〜

  1. オーガナイザ
    成田雅彦(産技大),鈴木昭二(はこだて未来大)
  2. 連絡先
    成田雅彦(産技大) narita-masahiko【at】aiit.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     インターネットとロボットの融合は新しい分野であり、インターネッ トを用いたロボットサービスは新しいビジネスの形として関心がまっています。そこで、長年ロボット業界、ソフトウェア業界および大学等 の学術研究機関で開発が進められてきた RSNP(Robot Service Network Protocol)を活用したコンテストを 2012 年より RSi(Robot Service Initiative)主催、日本ロボット学会共催で開催し、今回は第 3 回となり ます。本 OS では、応募作品発表と審査、審査結果発表を行います。 RSNPは、様々なロボットが簡単、効率的にインターネット上のサービ スへ接続可能となるロボットサービス向けの通信プロトコル仕様で、「通 信機能」「ロボット動作指示機能」「マルチメディア機能」「情報提供機能」などのインターネットを介したロボットサービスの基本機能を提供して います。本コンテストを通して、魅力あるロボットサービスの提供、知識/経 験の集積、ロボット業界/ソフトウェア業界の相互発展、国際競争力の 強化を目指していきたいと願っています。

OS7: 宇宙ロボティクス

  1. オーガナイザ
    石上玄也(慶応大),稲場典康(JAXA),久保田孝(JAXA)
  2. 連絡先
    石上玄也(慶応大) ishigami【at】mech.keio.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     本OSでは、軌道上の人工衛星や国際宇宙ステーション、あるいは月惑星・小惑星探査などを対象としたロボティクスに関わる研究開発を対象とし、宇宙ロボットの力学や制御・自律性能といった学術的側面や、耐環境性・高信頼性といった運用に関わる実用的側面を含め、多岐に渡る論文発表を募集します。特に、2014年12月に打ちあげられた小惑星探査機「はやぶさ2」および同ミッションに関連するロボット技術の講演も予定しております。本OSを通して、宇宙ロボティクスに携わる研究者が一堂に介し、将来の「宇宙ロボット技術」の方向性をロボット工学者に広くかつ明確に発信するとともに、日本における同分野の底上げとなることを目標としています。

OS8: ロボット技術のスポーツ&フィットネスへの展開

  1. オーガナイザ
    栗田雄一(広島大),田中孝之(北大)
  2. 連絡先
    栗田雄一(広島大) kurita【at】bsys.hiroshima-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて、スポーツに対する注目がこれまでになく高まっている。義手・義足の機能向上により、健常者をはるか超える能力を持つパラリンピックアスリートも現れるようになった。このようなアスリート向けだけでなく、健康維持や高齢者・障碍者のQOL改善において楽しく身体を動かせるスポーツやフィットネスの果たす役割は大きいが、現在ロボット分野で開発されている身体運動アシストデバイスは、脳卒中等のリハビリテーション支援や特殊作業支援用途に偏りがちである。そこで一般の人がレジャー感覚でもできるスポーツ&フィットネスの分野に対するロボット技術の展開可能性について、ロボット、筋生理学、スポーツ学など異分野の研究者が集まり議論する場を提供、情報交換し、もって分野の発展に貢献することを目的とする。

OS9: 人間機械協調

  1. オーガナイザ
    平田泰久(東北大),辻俊明(埼玉大)
  2. 連絡先
    辻俊明(埼玉大) tsuji【at】ees.saitama-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
      製造・医療福祉・生活分野等において、ロボットによる人間支援を実現するために、人間機械協調技術の確立が重要な課題となっている。本セッションは人間機械協調の高度化を目指し、安全、パワーアシスト、操作支援、人間の運動認識等の技術を中心に構成する。その他、人間と機械の力学的インタラクションを処理する技術に関して要素技術からアプリケーションまで幅広く講演を募集する。

OS10: ロボット聴覚およびその展開

  1. オーガナイザ
    公文誠(熊本大),奥乃博(早稲田 大学),中臺一博(HRI-JP/東京工業大学),吉井和佳 (京都大学),糸山克寿(京都大学),杉浦孔明 (NICT),佐々木洋子(産業総合研究所),中村圭佑 (HRI-JP)
  2. 連絡先
    公文誠(熊本大) kumon【at】gpo.kumamoto-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
      ロボット聴覚およびその周辺技術・応用技術全般を 扱う網羅する情報交換の場を設け、将来の技術の革新と 展開に繋げる.下記のテーマを対象とする。
    • 音環境理解
      音声・楽音・環境音を含む聴覚による情景分析・知覚・理解
    • 聴覚機能のための音響技術
      音源定位、追跡、分離、アクティブ聴覚、マイク ロホンアレイ
    • ロボットのための実環境処理
      音声認識・音楽認識・環境音認識
    • 屋外環境・実環境における音響処理技術
      極限音響、動物行動解析
    • 人・ロボットインタラクション
      音楽ロボット・コミュニケーション・対話、マルチモーダル情報処理(統合・認識・表出)
    • クラウド、ICTへの展開
      クラウド型音声認識・対話・音声合成、スマートフォン応用
    • その他、ロボットと音に関連するもの

OS11: テラメカニクス

  1. オーガナイザ
    衣笠哲也(岡山理科大学)
  2. 連絡先
    衣笠哲也(岡山理科大学) kinugasa【at】mech.ous.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
      軟弱地盤等におけるロボットの走行特性は路面(土壌)と車輪やクローラなどの移動機構との相互作用:テラメカニクスに依存する。従来のテラメカニクスに関する研究は比較的大型の車両に関するものがほとんどで、近年、ロボットなど小型車両について詳細な研究が進められている。また、移動機構下の土壌運動は固液、固気などの混層流とも捉えられるため粉体工学分野で用いられる解析手法の応用が期待できる。本OSはロボティクスにおけるテラメカニクスをテーマとし、テラメカニクス、粉体工学、ロボティクスの3分野にわたる連携を目指した議論の場を提供することを目的とする。

OS12: 災害対応避難者アシストロボット南相馬プロジェクト

  1. オーガナイザ
    佐藤 知正(東大)
  2. 連絡先
    佐藤 知正(東大) tomomasasato【at】jcom.home.ne.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
      本セッションでは、南相馬市でとりくんだ災害対応ロボットプロジェクトの成果を報告する。このプロジェクトでは、産業化を視野に入れた避難者アシストロボットの技術開発に関して、災害時の避難や避難所生活をアシストする歩行支援ロボットやテレプレゼンスロボットを実現した。一方、災害対応ロボットが災害時に役立つためには、またその産業化には、ロボットの日常利用が重要な役割を果たす。このことを踏まえ、本プロジェクトでは、NPOを核としたコミュニティつくりと、そこでのロボット体験会を開催することで、ロボットの改良と、その普段使いをふくむ普及をはかった。本セッションでは、その全容を発表する。
     発表内容は、ロボットの実現、コミュニティつくりのための試行とそのSysMLによる記述、被災度評価装置のネットワーク化、災害情報入力・提示システム、健康支援システム、仮想同居システムなどを含んでいる。

OS13: 確率ロボティクスとデータ工学ロボティクス
~認識・行動学習・記号創発~

  1. オーガナイザ
    杉浦孔明(NICT),大野和則(東北大学),下坂正倫(東京工業大学),谷口忠大(立命館大学),長井隆行(電気通信大学),山崎公俊(信州大学)
  2. 連絡先
    杉浦孔明(NICT) komei.sugiura【at】nict.go.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
      本セッションでは、実世界理解やヒューマンロボットインタラクションにおける、統計的機械学習の基盤技術および実世界データの利活用について議論します。センサデータの収集・管理から、音声・画像処理などの要素技術、記号創発やデータ工学ロボティクスへの展開にいたるまで、幅広い分野の研究発表を募集いたします。
    トピック例:確率モデル、マルチモーダル学習、ビッグデータ、Deep Learning、SLAM、強化学習、シンボルグラウンディング、データ圧縮、センサ統合、特徴抽出、モデル化、シーン認識、確率的推論、クラウドロボティクス、サイバーフィジカルシステム、一般物体認識、記号創発ロボティクス、語意学習、言語獲得、模倣学習、分節化、記号化、運動制御、動作認識、ロボット対話、自然言語処理、マルチモーダルインタラクション、サービスロボット、ベンチマークテスト

OS14: 人はロボットを背負えるか?ありたい社会とあるべき政策

  • 本 OS は OF (のみ)として開催されることになりまし た。

OS15: 空間知能化とアプリケーション

  1. オーガナイザ
    新妻実保子(中大),佐々木毅(芝浦工大)
  2. 連絡先
    新妻実保子(中大) niitsuma【at】mech.chuo-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     本セッションでは、空間知能化のためのセンシング技術や新しいデバイスの提案など空間知能化のための要素技術の発表から、人の生活支援のための新しいアプリケーションの提案やシステム実装例、実証実験についてなど、幅広く議論できればと考えております。理論から応用まで空間知能化とそのアプリケーションに関する発表を広く募集致します。

OS16: 柔軟物マニピュレーション

  1. オーガナイザ
    末廣尚士(電通大)
  2. 連絡先
    末廣尚士(電通大) suehiro【at】is.uec.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     ロボットが様々な場面で人間に代わって作業を行うためには、ロボットアームが行う作業も、単純なピック・アンド・プレース作業だけではなく、様々な作業を実行できる必要がある。
     本OSでは、非ピック・アンド・プレース作業の例として紐、布、紙などの柔軟物のマニピュレーションを取り上げ、研究開発の現状の発表を通して、今後の展望について議論を行う。

OS17: ロボット感動教育

  1. オーガナイザ
    琴坂信哉(埼玉大)
  2. 連絡先
    琴坂信哉(埼玉大) kotosaka【at】mech.saitama-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     ロボット教育は、ソフトとハードを融合できる人材教育、先端的なメカトロニクスやものつくり教育、また、教育を通じた国際貢献という意味で重要な分野となりつつあります。本OSでは、昨年に引き続き、ロボット教育の体系的アプローチ確立を目指して、ロボット教育の検討及び議論の場を提供することを目的とします。ロボットコンテストの実践事例、ロボット設計製作演習の教育カリキュラム、ロボット学の教育プログラム、地域連携による科学技術教育などに関する検討や考察、成果を募集致します。今年も、2014年3月より開始した日本ロボット学会誌の人材育成分野の論文の執筆方法や査読基準等についての議論も行いたいと考えております。

OS18: ロボット介護機器開発・導入促進事業

  1. オーガナイザ
    中坊嘉宏(産総研)
  2. 連絡先
    中坊嘉宏(産総研) nakabo-yoshihiro【at】aist.go.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     介護現場でのロボット技術の活用が望まれるが、市場性・安全性・実用性の問題から広く普及するには至っていない。経済産業省は、厚生労働省とともに「ロボット技術の介護利用における重点分野(平成26年2月改訂)」を公表し、平成25年度から「ロボット介護機器開発・導入促進事業」を実施している。現場のニーズを踏まえ、ステージゲート方式で使い易さ向上とコスト低減を加速し、導入にむけた公的支援・制度面の手当てを行うとして、毎年50社を超える企業が開発を行っている。本セッションでは、ここまでの研究成果を発表して、広くロボット研究者と共有し、介護ロボット研究の活性化と実用化の加速を図る。

OS19: インターネットとロボットサービス
~IoT時代のロボットサービスとRSiの取り組み~

  1. オーガナイザ
    岡林桂樹(富士通研),成田雅彦(産技大)
  2. 連絡先
    岡林桂樹(富士通研) okaba【at】jp.fujitsu.com
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     サービスロボットはネットワークを利用しクラウドと連携することがもはや当然になっています。今後はロボットと周辺のセンサ、アクチュエータなどのデバイス群が繋がりさらにクラウドと連携するIoTの時代がすぐそこに来ています。一方、スマートフォンをはじめ、各種ウェアラブルデバイスなどとするモバイル技術も進化が著しく、今後ロボットとの連携も進んでいくものと思われます。そこで、本OSでは、IoT時代におけるロボットおよびロボットサービスについて、サービス事例、通信プロトコル、標準化、アーキテクチャ、アプリケーションなどに関する検討、問題提起、考察、事例などを幅広く募集します。

OS20: 軟体生物の模倣機構

  1. オーガナイザ
    脇元修一(岡山大),高橋智一(関西大)
  2. 連絡先
    脇元修一(岡山大) wakimoto【at】okayama-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     優れた運動性を実現している生物の運動機構は新たな機械システムの創生における多くのヒントを有している。
    本セッションは、滑らかで連続的な動作を効果的に実現している軟体生物に着目した新しい機械要素・機械システムに関する研究発表を広く集め、情報交換と議論の場とすることを目的とする。

OS21: UAVの運用・実験における安全管理

  1. オーガナイザ
    三輪昌史(徳島大),鈴木智(信州大)
  2. 連絡先
    三輪昌史(徳島大) miw【at】tokushima-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     最近のUAV(無人航空機)、とくにマルチコプタの高性能化・低価格に伴い、実作業での運用や趣味での利用が多くなってきました。特に、フライトコントローラの高性能化により、従来の模型航空機の運用には長い訓練期間が必要であったのに対し、単に飛行させるだけであれば購入後充電するだけで可能になりました。このようなフライトコントローラの高性能化に伴い、簡単に運用を開始することが可能になった無人航空機ですが、その反面、運用に関連するノウハウや法令等に関する知識不足が原因となった事故や危険な飛行・撮影が多数見受けられます。
     本OSでは、無人機の運用や研究を実施するにあたり、関連する法令や、運用ノウハウ、技術的な要点などを再確認します。また、実際に実験や業務で使用・運用されている方々のご経験やノウハウも共有させていただき、今後の安全に無人機の運用・実験の実施や、また新しくこの分野に参入される方の指針を作りたいと思います。

OS22: ロボットの社会的価値を考える

  1. オーガナイザ
    上出寛子(東北大),新井健生(阪大),福田敏男(名城大)
  2. 連絡先
    上出寛子(東北大) kamide【at】riec.tohoku.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     本OSは、人とロボットの共存実現に向け、心理学・工学・哲学・社会学といった学際的なアプローチから議論を行うことを目的としている。ユーザ視点でのロボットに対する態度や信頼の問題と、実用性の高い技術開発との接点について各分野の専門家が集まり、特に、人と共存するロボットがどうあるべきか、あるいは、人はロボットをどのように扱うべきかという社会的な価値に焦点を当て議論を行う。

OS23: NEDOインフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクトの概要と成果

  1. オーガナイザ
    油田信一(芝浦工大),安川裕介(NEDO)
  2. 連絡先
    安川裕介(NEDO) yasukawaysk【at】nedo.go.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     高度成長期以降に整備されたインフラのうち、橋・トンネル等社会インフラは、 今後20年で建設後50年以上経過する施設の割合が加速度的に高くなり、状態 に応じて効果的かつ効率的な維持管理・更新等を図る必要があります。平成26 年度から実施している本プロジェクトは、的確にインフラの状態を把握できるモ ニタリング技術、点検・補修を行うロボット等の開発を進めるプロジェクトで す。本セッションでは、プロジェクト概要、センサー技術・モニタリング技術・ ロボット技術の開発状況を紹介し、これからの社会に必要不可欠となるインフラ 安全についても議論したいと思います。

OS24: 科学技術の社会実装指向研究開発成果とこれを実践できる技術者教育

  1. オーガナイザ
    多羅尾進(東京高専),佐藤知正(東大)
  2. 連絡先
    多羅尾進(東京高専) tarao【at】tokyo-ct.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     我々が2011年度から推進してきた「社会実装プロジェクト」、すなわち、社会と連携しながらサービスを考え、必要とされるロボットや機器を開発し、社会現場に適用し改良することで、科学技術を創成するとともに、それを実行できる人材を育成する仕組みについて、その概要と成果を発表する。本プロジェクトでは、社会ニーズを分析した上で何を創り出すべきか自ら考え、ロボットや機器とサービスとを一体として考案・実現し、さらにユーザに試用してもらい実証評価を行うことで、継続的改善および実証実験のデータ取得と解析に取り組むことが鍵となる。
     本セッションでは、このようなプロセスを経た技術開発の可能性を探る目的で、これまでのプロジェクトを概観し、プロジェクト内外で得られた関連する研究成果を発表する。このことを通じて、「社会実装」というキーワードの研究・教育について議論を深める。つまり、社会実装を主眼においた研究開発や教育が、「役に立つ」、「新しい」、「興味深い」以下のような要素1)開発テーマ出し(他のやり方では出てこないようなテーマ出し)や、2)システムつくりや改良、あるいは3)社会実験や啓発教育の成果や、それを実現する手法やプロセスなどを生み出し可能にしていることについて、浮き彫りにしたいと考えている。

OS25: インテリジェントホームロボティクス

  1. オーガナイザ
    岡田浩之(玉川大),佐野睦夫(大阪工業大),中村友昭(電通大)
  2. 連絡先
    岡田浩之(玉川大) h.okada【at】tamagawa.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     高齢化や女性の社会進出を背景として、家庭や 公共空間におけるロボットソリューションへの期待が高まっている。
     日本では技術および経験知は豊富に蓄積されているが、ロボットを介して人間を支援するソリューションは十分に提供されていない。
     本セッションは、実際の現場で利用できるロボットソリューションを目指し、大学・研究機関・企業・現場が一体となって、1)現場で動くホームロボットに要求されるサービスの在り方の検討、2)技術の体系化とソリューションのパッケージ化、3)フィールド評価実験の標準化、について議論する。

OS26: 流体圧を利用した柔軟な機械システム

  1. オーガナイザ
    木村仁(東工大)
  2. 連絡先
    木村仁(東工大) kimura【at】mech.titech.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     本OSで取り扱う流体圧を利用した柔軟な機械システムは、従来の剛体で構成される機械システムとは異なった性質を持つ新しい分野のひとつとして考えられる。
     柔軟な機械システムは一般に精密な制御が困難であるなどの課題がある一方で、環境に適応した変形が可能であることや、高い安全性から幅広い応用が期待される。
     本OSはこのような柔軟な機械システムについて、活発な議論の場を提供することを目的とする。

OS27: バイオマニピュレーション

  1. オーガナイザ
    中島正博(名大),森島圭祐(阪大),福田敏男(名城大/名大)
  2. 連絡先
    中島正博(名大) nakajima【at】mein.nagoya-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     ナノメートルからセンチまでにわたるマルチスケール操作技術を基盤として、バイオや医学分野との連携を密にした新しい工学的手法を用いた細胞操作に関する研究を中心として構成します。
     生体材料応用技術、単一細胞操作、細胞内の遺伝子導入、人工細胞系、細胞群の操作技術、細胞分離・培養・固定技術、細胞組織の設計・組立て・再構成技術、局所環境制御技術、組織内の力学的・化学的計測・刺激操作などの手法に基づき、能動的な相互作用を引き起こし、バイオ・医療分野における新たな仕組みの解明や応用分野の開拓を目指した幅広い講演を募集します。

OS28: リハビリテーション・介護とロボティクス

  1. オーガナイザ
    古荘純次(大阪電通大),池田博康(労働安全衛生総合研究所),大西謙吾(東京電機大),武居直行(首都大),小柳健一(富山県立大)
  2. 連絡先
    古荘純次(大阪電通大) furusho【at】isc.osakac.ac.jp, jf22362k【at】gaia.eonet.ne.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。お手数ですが両方のアドレス への御連絡お願いします。)
  3. 概要
     我が国の高齢化は世界に類をみない速度で進んでおり、高齢者を取り囲む社会は大きな変貌を遂げつつある。高齢化の急速な進行にともない要介護者が増加するなかで、限られた社会資源を効率的に活用して要介護状態の発生を予防するとともに、要介護者の活動性とQOLの向上を図ることは重要な課題である。そのためにリハ医学・医療、及びロボティクス技術導入の必要性は、ますます大きくなりつつある
     リハ=後遺症の訓練という誤解があるが、その最も大切な役割は、「予測に基づいた障害の予防」であり、新たな要介護状態の発生や増悪の予防にもつながる。その意味でも、より早期から、高度・高強度のリハを提供することの重要性が認識されている。また、介護に関しては、経産省と厚労省が、移乗介助、移動支援、排泄支援、認知症の方の見守りなどの重点分野において、安全性や性能の評価手法を確立し、適切な実証の場を整備することを始めている。このような状況に鑑み、「リハビリテーション・介護とロボティクス」に関するOSを企画する。

OS29: 柔軟物の力学的機能の活用と理解

  1. オーガナイザ
    平井慎一(立命館大学),望山洋(筑波大)
  2. 連絡先
    平井慎一(立命館大学) hirai【at】se.ritsumei.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     本OSでは、柔軟物体の機械構造から発現される合理的な機能の現象例を集めて 概観するとともに、そこに内在する力学原理を探るため の理論的アプローチの可能性を探る。ソフトロボティク スに代表される柔らかいロボットの力学と制御、柔らか い対象物を扱うロボット、柔らかさのセンシングとモデ リング等、柔らかさに関連する講演を広く募集する。

OS30: 家政学とロボティクス

  1. オーガナイザ
    小笠原司(奈良先端大),稲葉雅幸(東大)
  2. 連絡先
    小笠原司(奈良先端大) ogasawar【at】is.naist.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     価値観が多様化し、さまざまな個性の人々からなる現代社会にとって、高度情報化技術を取り入れて生活を豊かにすることが必要不可欠である。その中でもロボット技術をはじめとして、生活を支援するシステム化技術が検討され研究されているが、社会に広く受け入れられるための検討が必ずしも十分でなかった。家庭への導入には人や家庭の側面からの検討が不可欠であるが、ロボット技術を導入する家庭生活の視点からロボットを活用する研究は進められていない。本セッションでは、家政学とロボティクスを融合した生活支援技術に関して議論を行う。

OS31: 機構知

  1. オーガナイザ
    武居直行(首都大),石橋良太(首都大),望山洋(筑波大)
  2. 連絡先
    武居直行(首都大) ntakesue【at】tmu.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     アクチュエータ、センサ、コンピュータ制御などの発展によりロボットが高性能になっている一方、ロボットの中の「機構」がときとしてアクチュエータ制御 だけでは実現しえない能力を生み出す。「機構知」とは、実用的で革新的な機能・価値を実現するシンプルな機構を生み出すための知の集合体である。本OSで は、これまでのロボティクスの発展に資する機構知の実例を集め体系化するとともに、理論的枠組みや設計論の構築を目指す。

OS32: 製造業向けロボット

  1. オーガナイザ
    野田哲男(三菱電機)
  2. 連絡先
    野田哲夫(三菱電機) noda.akio【at】gmail.com
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     製造業向けロボットは、その誕生以来、産学官の努力により、景気変動を乗り越え、それぞれの時代ごとの要求をとらえながら、機能・性能を向上させ、市場が拡大してきた。今後も、世界中の潜在需要を掘り起こしながら伸長していく余地は、大いにある。しかしながら、これまでとは異なる視点での、技術革新と開発体制構築が、直ちに必要な状況にある。
     製造業向けロボットを応用したシステム、ロボット化困難作業の克服、ソフトウェアの話題を含むロボットシステムのインテグレーション、教示やキャリブレーションなどを含むシステムエンジニアリング、材料・機構、性能指標や制御原理の提案などについて、古くて新しい技術の磨き上げ・積み上げ、新しい概念に基づく提案、などの投稿を期待する。

OS33: 足部筋骨格の機能に学ぶ適応行動の創出

  1. オーガナイザ
    細田耕(阪大)
  2. 連絡先
    細田耕(阪大) hosoda【at】sys.es.osaka-u.ac.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     ヒトの足部は、非常に複雑な筋骨格構造を有しており、その構造がもたらす機能が、二足歩行の安定性や適応性に大きく貢献していると考えられる。本セッションでは、このような筋骨格構造がもたらす機能について、さまざまな角度から行われている研究発表を集め、この分野における研究進捗と新たな方向について議論する。

OS34: 産学連携による家庭向け支援ロボットの開発

  1. オーガナイザ
    寺田耕志(トヨタ)
  2. 連絡先
    寺田耕志(トヨタ) koji_terada【at】mail.toyota.co.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     少子高齢化社会の課題を踏まえ、遠隔地からの見守りや介助など家庭で生活を支援するロボットの実用化が強く望まれています。しかしながら、解決しなければ課題は非常に多く、一企業、一研究機関のみでは実現が中々困難です。そこで本OSでは、企業、研究機関や介護・医療関係者などが如何に連携して家庭向け生活支援ロボットの研究開発に取り組み実用化までたどり着くか、その方法論、実例、今後の展望について議論を行いたいと思います。

OS35: RT システムとオープン化

  1. オーガナイザ
    安藤慶昭(産総研),山下智輝(前川製作所), 神徳徹雄(産総研),水川真(芝浦工大)
  2. 連絡先
    山下智輝(前川製作所) tomo-3440【at】mayekawa.co.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     ロボットシステムの複雑化から、近年は RT ミドルウェアやROS 等のロボットに特化したソフトウエアプラットフォームを利用したロボットシステム構築が主流になりつつあります。こうしたプラットフォームの利用に加えて、効率的なロボットシステム開発には、シミュレータや各種ツールの利用、XP(Extreame Programming)や CI(Continuous Integration)等の開発プロセスの適用が欠かせません。 本 OS では、ロボット用のプラットフォームのアーキテクチャ、ツールや開発プロセス、モジュール化や実システムへの適用手法などの効率的ロボットシステム開発に資する講演を募集します。

OS36: 微細作業

  1. オーガナイザ
    谷川民生(産総研),新井史人(名大),新井健生(阪大)
  2. 連絡先
    谷川民生(産総研) tamio.tanikawa【at】aist.go.jp
    (【at】 を @に置き換えてください。)
  3. 概要
     微細作業、マイクロ・ナノマニピュレーション、分子操作、細胞操作、 生体組織等のハンドリング、バイオMEMSやμ-TAS関連技術、 微小組立システムと要素技術、微細加工、精密位置決め技術、 マイクロ・ナノセンサ・アクチュエータ、マイクロ・ナノデバイス、 マイクロ・ナノ計測、観察システム、仮想現実感、 ヒューマンインタフェース、バイオインタフェース、 バイオマシン融合技術、バイオアセンブラなど、 微小物体の操作や微細作業にかかわる各種デバイス、加工、計測、制御、 システム設計、ヒューマンインタフェースなどに関する講演を広く募集いたします。

IS1: International Session: Robot Design and Control

  1. Organizer
    Shinichi Hirai (Ritsumeikan Univ.), Masafumi Okada (Tokyo Tech)
  2. Contact
    Shinichi Hirai (Ritsumeikan Univ.) hirai【at】se.ritsumei.ac.jp
    (Replace 【at】 with @.)
  3. Abstract
     This session focuses on robot design and control with their related research in general. This session covers robot design, robot hardware development, robot sensors, robot actuators, robot control, robot systems, and robotic automation. We welcome researchers in oversea institutes, foreign researchers in Japan, and anyone who wants to present and discuss his/her activities in English. The international sessions accept speakers without RSJ membership.

IS2: International Session: Robot Vision and Software

  1. Organizer
    Shinichi Hirai (Ritsumeikan Univ.), Masafumi Okada (Tokyo Tech)
  2. Contact
    Shinichi Hirai (Ritsumeikan Univ.) hirai【at】se.ritsumei.ac.jp
    (Replace 【at】 with @.)
  3. Abstract
     This session focuses on robot vision and software with their related research in general. This session covers vision sensors, depth sensors, computer vision, sensor signal processing, software architecture, robot networks, probabilistic algorithms, SLAM, and path/motion planning. We welcome researchers in oversea institutes, foreign researchers in Japan, and anyone who wants to present and discuss his/her activities in English. The international sessions accept speakers without RSJ membership.