特別記念講演 「RSJ 30周年記念市民公開講演会」
演 題
「日本創生に問われるイノベーションという視点」
講 師
寺島 実郎 氏
(てらしま じつろう)
(一般財団法人日本総合研究所 理事長,
多摩大学 学長,株式会社三井物産戦略研究所 会長)
【プロフィール】
1947年北海道生まれ.
早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後,三井物産入社.
米国三井物産ワシントン事務所長,三井物産常務執行役員,
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授,内閣官房 宇宙開
発戦略本部・宇宙開発戦略専門調査会座長などを歴任.その他,
宮城県震災復興会議副議長,経済産業省今後のエネルギー政策に
関する有識者会議委員,(株)苫東・経営諮問委員会委員長等.
最新刊に『世界を知る力 日本創生編』(PHP新書)
日 時
2012年 9月17日(月・祝) 14:00 〜 15:00
会 場
札幌コンベンションセンター 1階 大ホールA
ロボット技術展示 「リアルロボットテクノロジーシンポジウム」
(平成24年度科学研究費助成事業)
概 要
ロボットが産業用から人間に身近な領域へと急速に広がる中,一般市民の間においても現状のロボットの姿や技術について,より正しい理解や認識を持つことが我が国の中で将来的にロボット技術を発展,成熟させるために重要です.さらに,地方都市において先端的なロボット技術に触れられる機会を設けることは,ロボット工学のみならず理工学全般を社会全体に浸透させ,産業力の強化に資する活動につながります.
そこで第30回を記念し,一般公開イベントの一つとして「リアルロボットテクノロジーシンポジウム」開催し,実用に供されているロボットシステムの展示およびデモンストレーションなどを行います.
(自由に見学できます)
日 時
2012年 9月17日(月・祝) 10:00 〜 17:00
会 場
札幌コンベンションセンター 1階 大ホールB
対 象
一般 (参加費: 無料)
出展予定団体(6月末現在)
- 産業用ロボット MELFA(三菱電機株式会社 )
- ヒューマノイド HRP-4C((独)産業技術総合研究所 )
- 災害対応ロボット「Quince」( 千葉工業大学 )
- スカイクライマー(株式会社大林組)
- 橋梁点検車「橋竜」(株式会社帝国設計事務所,株式会社カナモト)
- 水圧鉄管内面点検装置(北海道電力株式会社)
- 高速スキャニング技術 ( 株式会社トプコン )
- ドライビングシミュレータ ( 株式会社岩崎 )
- UAV自律飛行画像撮影システム ( ジオサーフ株式会社 )
- 全方位レーザー LiDAR カメラ「Velodyne」( 株式会社アルゴ )
- 食事支援ロボット「マイスプーン」( セコム株式会社 )
- 触覚センサと RIBA((独)理化学研究所 RTC・東海ゴム工業株式会社)
- パロ((独)産業技術総合研究所北海道センター)
- 電気式人工喉頭「ユアトーンUゆらぎ」(株式会社電制)
- スマートスーツ・ライト(株式会社スマートサポート)
- イカ釣りロボット(株式会社東和電機製作所)
- 電気自動車コンバージョン EV(株式会社 EV ファクトリー)
- ロボットアリーナの紹介(室蘭工業大学)
02:HRP-4C
(独)産業技術総合研究所 提供03:Quince
07:株式会社 トプコン
08:株式会社 岩崎
09:ジオサーフ 株式会社
11:マイスプーン
協賛・後援
協 賛:室蘭工業大学ロボットアリーナ
後 援:札幌市,札幌市教育委員会,札幌市青少年科学館,北海道新聞社,朝日新聞北海道支社,
読売新聞北海道支社,NHK札幌放送局,北海道テレビ,札幌テレビ放送
ロボット工作教室 「お絵描きプログラムカーをつくろう!」
概 要
釧路工業高等専門学校の教員チームによって開発されたロボットを組み立てて,プログラムを作ります.
ロボットについているボタン操作だけで,
ロボットにプログラムを記憶できます.最後に,お絵かきプログラムを作成して楽しみます.
日 時
2012年 9月17日(月・祝) 10:00 〜 15:00
会 場
札幌コンベンションセンター 2階207室
参加者募集
- 定 員: 20 名 (応募多数の場合は抽選)
- 対 象: 小学校5年生 〜 中学生
- 〆 切: 2012 年8 月20 日(月) 17:00まで(締め切りました)
- 参加費: 無 料
- 申込方法:
住所・氏名・学年・連絡先・イベント名を明記の上,E-mail か HP からお申込み下さい. - 応募・問合せ先:
〒050-0072
室蘭市高砂町3−11−1 室蘭看護専門学院第3棟1階
室蘭工業大学ロボットアリーナ事業推進室
E-mail :ra_apply [at] mmm.muroran-it.ac.jp
TEL&FAX : 0143-83-5650 (電話では申込できません)
URL : http://www.muroran-it.ac.jp/robot-arena/event/#2012-09
ロボット工作教室 「ロボットデザインワークショップ」
概 要
人型ロボットRIC90(身長約1m,2足2腕ロボット,アールティ製)を題材にして外装デザイン,動作のデザインについてT-D-Fの園山氏より現場の話題を交えて講義していただきます.吉崎氏の人型ロボット用ソフトウェアV-Sidoを用いて,RIC90を実際に動かしながら,ソフトや動作生成について解説していただきます.また,RIC90のメカ設計,実装を担当した中川氏より,ライフサイズロボット設計のポイントと動作を考えた設計の仕方について解説していただきます.参加者には2チームに別れて実際にRIC90とダンボールを使って外装デザインと構造を考慮した外装取り付けの干渉を避けるなどを検討しながら動作のデザインをしていただきます.ワークショップの最後には2チームで成果について比較検討をしていただく総合的なロボットデザインワークショップです.
(写真は使用する人型ロボットRIC90+ダンボールのベースデザイン)
日 時
2012年 9月17日(月・祝) 10:00 〜 17:00
会 場
札幌コンベンションセンター 2階206室
参加者募集
- 定 員: 40 名
- 対 象: 大学生以上,一般 OK
- 〆 切: 随時受付中.応募者多数の場合は先着順とします.
- 参加費: 無 料
- 申込方法:
「ロボットデザインワークショップ参加希望」,氏名,所属(学生は学年も)を書いて,E-mail
にてお送りください.参加証をメールでお送りします.
E-mail: shop [at] rt-net.jp - 問合せ先:
株式会社アールティ 中川友紀子 (E-mail:nakagawa [at] rt-net.jp)
※ 応募の際,E-mailアドレスは,[at]を@に置き換えてください.
一般公開パネルディスカッション 「原子力ロボット技術と可能性」
概 要
昨年の3.11福島原発事故に以来,多くの人々から,ロボット導入の強い期待が示された.しかしながら,発電所に最初に投入されたロボットが外国製であったこと等,いくつかの重要な指摘もなされてきた.これらの期待と指摘を真摯に受け止めロボット研究者,技術者がこれまでを整理・分析し ,できれば,その記録を通じてロボット学会としての見解をまとめ上げ,これからについての見識を作っていくことが重要である.第一部では,担当のパネラーからのプレゼンとして,原子力の安全性に貢献してきたロボットを概観する.そして,外国における原子力発電所事故と ロボットとそれに関連したロボット開発を通じて,開発黎明期における原子力ロボットの意義を分析する.そして,JCO事故を機に開発された事故対応ロボットについて整理し,福島原発にジャストフィットできなかったロボットへの視点から,問題点を提起する.最後に,福島原発事故とロボッ トの関係を総合的に整理し,その技術的問題のみでなく,社会的視点でのロボットの在り方にも踏み込んだ情報提示を行う. そして,会場とのパネル討論を通じて,これまでの原子力ロボットの実態と適性,可能性についての意見を見極めたうえで,今後の記録つくりに反映していくことを目指す.
日 時
2012年 9月17日(月・祝) 11:00 〜 13:00
会 場
札幌コンベンションセンター 特別会議場(A室)
プログラム
11:00-12:20 パネラープレゼン 司会: 大道武生(名城大学)
11:20-13:00 討議 司会: 油田信一(芝浦工業大学)
パネラー
川妻伸二(JAEA),横小路泰義(神戸大学),中山良一(工学院大 学),平井成興(千葉工業大学),濱田彰一(JARA),間野隆久((財)製造科 学技 術センター),淺間一(東京大学),佐藤知正(東京大学),中村仁彦 (東京大学)
ロボットコンテスト 「第12回 ロボット・トライアスロン札幌大会」
概 要
参加者が自作した移動ロボットにより,
3つの課題からなるコースを走破するタイムレースを行います.
(詳細は,ホームページ 参照)
日 時
2012年 9月17日(月・祝) 13:00 〜 17:00
会 場
札幌コンベンションセンター (大ホールB)
参加者募集
- 対 象: 大学等の教育機関に在籍する学生(見学は自由です)
- 応募期間: 2012 年 8月20日(月)〜 8月31日(金)
- 参加費: 無 料
- 申込方法: 学生のグループ,または,個人で,ホームページよりお申し込み下さい.
ロボット トライアスロン: http://www.robot-triathlon.org/
ロボットコンテスト 「RSNPを利用したロボットサービスコンテスト」
概 要
インターネットとロボットの融合は新しい分野であり,インターネットを用いたロボットサービスは新しいビジネスの形として期待されています.そこで,長年ロボット業界,ソフトウェア業界および大学等の学術研究機関で開発が進められてきたRSNP (Robot Service Network Protocol)を利用したコンテストを開催することにしました.RSNPは,様々なロボットが簡単,効率的にインターネット上のサービスへ接続可能となるロボットサービス向けの通信プロトコル仕様で,「通信機能」「ロボット動作指示機能」「マルチメディア機能」「情報提供機能」などのインターネットを介したロボットサービスの基本機能を提供しています.このコンテストを通して,魅力あるロボットサービスの提供,知識/経験の集積,ロボット業界/ソフトウェア業界の相互発展,国際競争力の強化を目指します.
日 時
2012年 9月18日(火) 13:00 〜 17:30
会 場
札幌コンベンションセンター (中ホールA)
参加者募集 【受付終了】
- 募集要件:RSNPを利用した{インターネットサービス/API,RSNP対応ロボット,サービスコンセプト}
- 対 象: 国内外の大学,研究機関および企業に在籍の方.個人での応募も歓迎します.
ただし,プレゼン発表者は,日本ロボット学会の会員であること.(見学は自由です) - 〆 切: 2012 年7 月20 日
- 参加費: 無 料
- 申込方法: RSNPコンテストページよりお申し込み下さい.
RSNPコンテストページ: http://robotservices.org/contest/2012/ - 問合せ先: RSNPコンテスト事務局
〒140-0011
東京都品川区東大井1-10-40
産業技術大学院大学内 NSP研究所 (E-mail:rsnp_contest [at] aiit.ac.jp)