日本を支える急成長介護ベンチャーが語る

介護の現状とロボットへの期待と課題

場所/日時

2013年9月4日(水)10:00-12:00
1号館 講演室X

企画者

尹 祐根(産業技術総合研究所)

概要

2012年9月に65歳以上が,3000万人を突破しました.そして,団塊の世代が75歳となり,介護サービス利用者の急増が予測されるのが「2025年問題」です.これに対応する切り札が「地域包括ケアシステム」であり,何度も政権交代があっても,実現に向けた取り組みが継続されています.「社会保障・税一体改革」など政府が取り組んでいる理由も,地域包括ケアシステムを実現することで,超高齢社会を支えていくためと言えます.
地域包括ケアシステム成功の大きな鍵のひとつが,真の在宅介護ニーズを満たし,高品質サービスを提供する,優れたビジネスモデルを持つ在宅介護サービス提供事業者の創出です.
本パネルディスカッションでは,デイサービス店舗数日本一の「茶話本舗」(http://www.sawahonpo.com/)を運営する急成長介護ベンチャー「株式会社日本介護福祉グループ」(http://www.jcgroup.co.jp/)の斉藤取締役副社長,入浴特化型デイサービス「いきいきらいふSPA」を運営する急成長介護ベンチャー「株式会社いきいきらいふ」(http://www.ikiikilife.co.jp/)の左代表取締役社長,小規模で濃縮したサービス提供に定評のある「ハートグループ」を運営する「ハートバンク株式会社」(http://heartholdings.jp/index.html)の関口代表取締役社長をお招きし,現在の取り組みを中心に日本の介護の現状とロボットへの期待と課題についてお話し頂くことで,日本の介護を支える有用なロボット開発のヒントに繋げたいと思います.
さらに、パネリストの方々は,介護保険制度の基本理念である,利用者によるサービスの選択が実現できる健全な競争原理の働く産業へと,介護業界を育んでいくことを目的に設立された「日本介護ベンチャー協会」(http://www.jcva.jp/)を設立し斉藤代表理事として,介護から日本を元気にしたいとの想いを持つ全国の同志により開催される,介護業界に働く人が最高に輝ける場を提供する「介護甲子園」を開催する「日本介護協会」(http://www.j-care.or.jp/)を設立し左理事長として,次世代を担う若手介護職の成長及び新たな人材の創出をもって,介護業界の継続的発展に寄与することを目的に設立された「日本介護ネットワーク協会」(http://www.japancarenetwork.com/)を設立し関口代表理事として,介護業界の発展に努めています.

プログラム

10:00 - 10:10:開会 尹 祐根(産業技術総合研究所)
10:10 - 11:10:パネリストプレゼン: 司会:尹祐根(産業技術総合研究所)
10:10 - 10:30:斉藤 正行(株式会社日本介護福祉グループ 取締役副社長)
10:30 - 10:50:左 敬真(株式会社いきいきらいふ 代表取締役社長)
10:50 - 11:10:関口 貴巳(ハートバンク株式会社 代表取締役社長)
11:10 - 11:50:パネルディスカッション: 司会:尹祐根(産業技術総合研究所)
11:50 - 12:00:閉会 尹 祐根(産業技術総合研究所)

パネリスト

斉藤 正行(株式会社日本介護福祉グループ 取締役副社長、一般社団法人 日本介護ベンチャー協会 代表理事)
左 敬真(株式会社いきいきらいふ 代表取締役社長、社団法人 日本介護協会「介護甲子園」 理事長)
関口 貴巳(ハートバンク株式会社 代表取締役社長、社団法人 日本介護ネットワーク協会 代表理事)