第37回日本ロボット学会学術講演会

オープンフォーラム

本講演会では、市民向けを含む一般公開企画としてオープンフォーラム(以下OF)を計画しております。

  1. 市民向けを含む一般公開企画とします。
  2. 日本ロボット学会の会員資格を問わず講演、聴講できます。
  3. 講演者、聴講者ともに参加登録費は不要です。但し、OF以外のセッションの講演、聴講には参加登録費が必要です。

OF一覧

番号 日時 会場 セッション名 オーガナイザー(所属)
OF19月3日(火)
13:00 - 15:00
未定2020年World Robot Summitは何を競うのか?岡田浩之(玉川大学),田所諭(東北大学),横小路泰義(神戸大学)
OF29月3日(火)
15:30 - 17:30
未定日本のものづくりの将来を担うロボットシステムインテグレータの役割とその育成久保田和雄(FA・ロボットシステムインテグレータ研究会)、松元明弘(東洋大学)、大隈久(中央大学)、相山康道(筑波大学)
OF39月3日(火)
15:30 - 17:30
未定廃炉に向けた日本原子力学会との連携と課題5吉見卓(芝浦工業大学)
OF49月3日(火)
12:30 - 15:00
未定災害対応(フィールド)ロボットの社会実装に向けて(COCN連携活動)〜8年間の活動総括と新たな展開〜淺間一(東京大学)
OF5未定未定科研費新学術領域ソフトロボティクス澤田秀之(早稲田大学)
OF7未定未定求むロボット研究者! 再生医療とリハビリにロボット技術がなぜ必要?田中英一郎(早稲田大学)
OF8未定未定このロボットがすごい2019槇田 諭(佐世保工業高等専門学校)
OF9未定未定ロボティクススタートアップ会議~ロボットベンチャーの成功を考える~坂本 義弘(東京ロボティクス株式会社),早稲田大学次世代ロボット研究機構
※各OFは現時点での予定で、今後変更等の可能性があります。

OF概要

OF1: 2020年World Robot Summitは何を競うのか?

  1. オーガナイザー
  2. 岡田浩之(玉川大学),田所諭(東北大学),横小路泰義(神戸大学)
  3. 概要
  4. ロボットの叡智を集めて開催する競演会です.WRSでは,ロボットの競技会「World Robot Challenge」と,最新のロボット技術を展示する「World Robot Expo」を介して,世界中のロボット関係者が一堂に集まり,リアルな日々の生活,社会,産業分野でのロボットの社会実装と研究開発を加速させることを目的とします.2018年10月に開催されたプレ大会の結果報告および2020年本大会の詳細について3つの競技カテゴリーの責任者が解説します.

OF2: 日本のものづくりの将来を担うロボットシステムインテグレータの役割とその育成

  1. オーガナイザー
  2. 久保田和雄(FA・ロボットシステムインテグレータ研究会)、松元明弘(東洋大学)、大隈久(中央大学)、相山康道(筑波大学)
  3. 概要
  4. ロボットシステムインテグレータは、産業用ロボットをはじめ様々なFA機器を組み合わせ最適なシステムを構築する自動化のプロフェッショナル企業です。日本のロボット利活用を推進するためにはロボットシステムインテグレータの存在は必要不可欠であり、今最も注目を浴びている職業です。ロボットシステムインテグレータの意義と役割、技術者育成のあり方を産学両面から検証します。また、あわせてロボットシステムインテグレータという職業の魅力の紹介、FA・ロボットシステムインテグレータ協会の活動内容の紹介を行います。

OF3: 廃炉に向けた日本原子力学会との連携と課題5

  1. オーガナイザー
  2. 吉見卓(芝浦工業大学)
  3. 概要
  4. 福島第一原子力発電所の廃炉には,様々な遠隔操作ロボットの活用が不可欠であると同時に,40年という長い年月と多大な費用がかかるといわれている.そこで必要な作業を行うロボットは,多くの分野の技術が総合システムとして統合されることが求められる.したがって,日本ロボット学会には,学問機関としての,ロボット技術の研究開発と社会貢献が求められており,日本原子力学会との連携により,その活動を進めている.本フォーラムでは,廃炉プロジェクトの最新情報を日本ロボット学会会員に伝えることを目的とし,各専門家より,廃炉のための技術戦略,ロボット研究開発の状況と期待に関してお話しをいただく.本フォーラムへの参加を通して,会員各位が,廃炉に関わる活動の現状を把握されることを期待する.

    プログラム(予定)
    15:30~15:35 主査挨拶
    廃炉に向けたロボットの調査研究と社会貢献に関する研究会主査/芝浦工業大学 吉見卓
    15:35~16:20 (仮題)福島第一原子力発電所の廃炉のための技術戦略/原子力損害賠償・廃炉等支援機構 梅原肇
    16:20~17:05 (仮題)デブリ取り出し技術の開発における遠隔作業への期待/国際廃炉研究開発機構 高守謙郎
    17:05~17:30 全体質疑応答、ディスカッション


OF4: 災害対応(フィールド)ロボットの社会実装に向けて(COCN連携活動)〜8年間の活動総括と新たな展開〜

  1. オーガナイザー
  2. 淺間一(東京大学)
  3. 概要
  4. 2011年にスタートした災害対応ロボットに関するCOCNプロジェクトは,2014年度の「災害対応ロボットの社会実装」にて終了し,その後COCN連携活動であるフィールドロボットの社会実装推進協議会として現在まで活動を継続してきた. これまで,ImPACT,NEDOプロ等のロボット研究開発プロジェクトが進められてきており,これらの成果を有効に社会実装するための施策について検討を進めた.さらに,フィールドロボットの社会実装には,ロボットを如何にロバストに使えるものにするかが課題となり,福島ロボットテストフィールドなどの活用や,知能化によるロボット運用・制御の高度化の側面から検討を進めた.これらの成果の報告に合わせて経済産業省の政策の動向についても紹介を行う.

    プログラム
    司会進行:細田 祐司 氏(一般社団法人日本ロボット学会)
    【第1部:概要説明】
    12:30~ フィールドロボットの社会実装に向けたこれまでの活動内容と成果
      淺間 一 氏(協議会リーダー/東京大学)
    【第2部:2018年度の活動報告(WG1,WG2)】(質疑込み)
    12:45~ フィールドロボット研究開発プロジェクト成果と社会実装促進に関する検討
      大隅 久 氏 (WG1主査/中央大学)
      田所 諭氏(東北大学)
      油田 信一氏(芝浦工業大学)
    13:30~ 海洋ロボットによる「海の産業革命」とフィールドロボット知能化の検討
      吉田 弘 氏 (WG2主査/海洋研究開発機構)
    【第3部:ロボットの社会実装を支える環境整備の動向】(質疑込み)
    13:45~ 福島ロボットテストフィールド活用とルール形成による社会実装の推進
      秋本 修 氏 (協議会サブリーダ/日立製作所)
    14:00~ ロボットの社会実装を支えるロボット安全試験センターの紹介
      浅野陽一(JARIロボット安全試験センター)
    14:15~ ロボット新戦略の実現に向けた政策の動向
      浜名 剛(経済産業省ロボット政策室)
    14:30~15:00【全体質疑応答】

OF5: 科研費新学術領域ソフトロボティクス

  1. オーガナイザー
  2. 澤田秀之(早稲田大学)
  3. 概要
  4.  有史以来、科学技術はひたすら「パワー」と「確実性」を追い求めてきたとは言えないでしょうか。確実な動作を求めて機械も材料も「かたさ」を追求してきました。一方で近年、機械・電子、情報処理、材料科学等、複数の異なった分野で、生体システムが持つ「やわらかさ」を指向する新興学術が同時多発的に勃興してきました。これは偶然ではありません。生体・人間中心へ傾向する科学技術の大きな流れが背景にあると我々は捉えています。
     2018年から5年間の研究プロジェクトとして、文部科学省科研費新学術領域研究「ソフトロボット学」が立ち上がりました。本領域では「やわらかさ」を目指す新興学術の種を融合し、出会うはずのなかった研究者が出合います。これによって、従来の科学技術とは真逆とも言える価値観に立脚した大きな学術の潮流を創りだしていきます。
     本フォーラムでは、ソフトロボット学が描く未来を、わかりやすく、研究のデモンストレーションを交えながら紹介します。

OF7: 求むロボット研究者! 再生医療とリハビリにロボット技術がなぜ必要?

  1. オーガナイザー
  2. 田中英一郎(早稲田大学)
  3. 概要
  4.  近年,再生医療技術の発展が著しく,様々な治療へ活用できる期待が世界的に高まり,特に日本の技術が注目されている.また発症後すぐにリハビリテーションを開始することにより,ニューロリハビリテーションと呼ばれる神経回路の再構築を短期間かつ効率的に図ることが求められている.しかしこれらを実現するには,ロボット工学の技術が不可欠であることはいうまでもない.
     そこで,日本再生医療とリハビリテーション学会では,再生医療,リハビリテーション,ロボット工学を三本柱とし,それらの技術の融合により新たな可能性を見出すことを目的とし,年1回学術講演会を開催して活発な議論を交わしている.第6回(学会としては第2回)となる今年は国立病院機構大阪医療センターにて11月2日に開催し,特に来年はロボット工学分野が主体となり,今年のロボット学会学術講演会と同じ早稲田大学にて開催予定となっている.
     これらの講演会を迎えるに当たり,1人でも多くのロボット研究者に再生医療とリハビリテーションに興味を持って頂くために,

    ・再生医療とは?リハビリテーションとは?
    ・なぜ再生医療とリハビリテーション,ロボットの融合が必要なのか?
     広島大学大学院医歯薬保健学研究科 弓削類先生(当学会代表理事)

    ・なぜ再生医療に,ロボット技術が使われるのか?
    ・すでにロボット技術を再生医療に活用している実例
     山口大学大学院医学系研究科 高見太郎先生(再生医療)

    ・なぜリハビリに,ロボット技術が使われるのか?
    ・すでにロボット技術をリハビリに活用している実例
     佐賀大学医学部付属病院 浅見豊子先生(当学会理事・ロボットリハ)

    以上のような疑問質問に対して,医学系の先生方によりわかりやすくご講演頂き,また聴講者と共に直接ディスカッションを行うことにより,医学系‐工学系相互の理解を深める.

OF8: このロボットがすごい2019

  1. オーガナイザー
  2. 槇田 諭(佐世保工業高等専門学校)
  3. 概要
  4.  新進気鋭の研究者、開発者たちがロボットのおもしろさを熱く語るイベント「このロボ」を、今年もオープンフォーラム会場とインターネット中継で開催します!ロボットの魅力、開発のモチベーション、見据える未来など、ロボットの研究・開発に日夜打ち込む方々の本音に近づきたいと思います。会場で聴講できない場合にはインターネット中継の視聴をご検討ください。講演者、タイムスケジュールなど最新情報はウェブサイト http://konorobo.main.jp/ とTwitter(@konorobo)で発信いたします。

OF9: ロボティクススタートアップ会議~ロボットベンチャーの成功を考える~

  1. オーガナイザー
  2. 坂本 義弘(東京ロボティクス株式会社),早稲田大学次世代ロボット研究機構
  3. 概要
  4.  日本再興のためには、成功するベンチャー企業が数多く生まれることが必須と考えます。近年、大学の研究室からのスピンオフベンチャー企業が増えていますが、まだ身近とは言えません。本企画では、大学発スタートアップを中心に起業家の生の声を聞くことで、聴衆に起業のイメージを具体化してもらうことを目的としています。また、一般に困難と言われるロボットベンチャー(ハードウェアベンチャー)の成功事例を増やすために、論理的に検討する場でもあります。当日は、急成長の真っただ中にいる起業家に、会社立ち上げの経緯や資金調達のポイント、事業に対する想いなどを講演いただきます。その後のパネルディスカッションにおいては、ロボットベンチャー成功への道筋について議論する予定です。